ワインエキスパート・ソムリエのCBT試験対策|120問70分の時間配分と操作練習の進め方
この記事の結論
- 2026年度の一次試験は終了済み。次回受験時は最新要項を確認します
- 一次試験はソムリエ・ワインエキスパートともに70分で120問を解くCBT方式で実施されます
- 知識の定着とパソコンの画面操作の確認は切り分けて対策を進める必要があります
- 練習で試せる例として60分で一巡し残り10分を見直す配分が役立ちます
ワインエキスパートやソムリエの認定試験を受験する際、パソコン画面で解答するCBT(Computer Based Testing)方式に不安を感じる方は少なくありません。70分間で120問に答える形式のため、知識の習得だけでなく、画面上で滞りなく解答を進める要領も求められます。
本記事で解説する試験日程や運用規定は、2026年度実施要項に基づいています。翌年度以降は運用ルールやシステム仕様が変更される可能性があるため、受験年度の最新要項を必ず確認してください。なお、2026年度の一次試験は2026年8月26日をもって全日程を終了しています。
2026年度一次試験の概要
一次試験は、指定のテストセンターへ出向き、会場のパソコンを使って解答します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施方式 | CBT方式 |
| 出題数 | 120問 |
| 試験時間 | 70分 |
| 解答方法 | マウスやキーボードを用いた選択入力 |
| 出題範囲 | 2026年度日本ソムリエ協会教本 |
70分で120問に解答するため、1問あたりに充てられる時間は平均約35秒です。
合格率の捉え方
公表される最終合格率は二次試験以降の結果を含んでいるため、数値の変動のみをもって一次CBT試験が難化したと断定できません。
近年の合格率の推移やデータについては、ソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率と難易度で解説しています。
出題の基準は「2026年度日本ソムリエ協会教本」です。試験対策の根幹は、教本の記述に沿った知識を着実に身につける点にあります。
公式の「CBT体験試験」による操作練習
パソコンでの解答に不安がある場合は、事前に画面操作を体験しておくと当日の戸惑いを抑えられます。
操作体験の目的と基本手順
CBT-SolutionsのJ.S.A.試験案内ページには、「CBT体験試験」のリンクが用意されています。
このツールは画面遷移や選択肢のクリックといった操作感を確かめるためのものです。実際の出題内容を練習するものではないため、知識学習とは切り離して活用します。体験画面の配色やボタンの位置は本番のシステムと一部異なりますが、操作の基本は同じです。
体験試験では、次の3ステップを一通り確認しておくと本番で迷いません。
- 選択肢をクリックして「次の問題」へ進む
- 「前の問題」で戻り、別の選択肢に解答を変更する
- 迷った問題で「後で見直す」にチェックを入れ、「解答状況」の一覧で状態を確認する
なお、体験試験の画面上に表示される制限時間は60分となっています。本試験の試験時間は70分ですので、時間配分の練習は本試験の条件に合わせて別途行いましょう。
当日の会場ルール
当日の手順や持ち物は要項に定められています。
- 到着時刻:試験開始時刻の30分前から15分前までに会場へ到着してください。
- 本人確認書類:指定された有効な本人確認書類の原本を持参します。
- メモ用紙と筆記用具:私物の持ち込みは制限されます。メモ用紙や筆記用具は会場から提供されたものを使用します。手荷物の保管場所は会場の設備(ロッカーなど)や指示に従ってください。
- 機器のトラブル:画面のフリーズなどの異常が発生した場合は、自身で機器を操作せず監督員を呼んでください。
120問70分の時間配分(練習で試せる例)
70分で120問を解き切るための目安として、練習で試せる時間配分の例を紹介します。公式に定められた配分ではありません。
60分で一巡+10分見直し
学習上の提案として、最初の60分で120問を解き終え、残りの10分を見直しに充てる方法が挙げられます。
- 最初の60分 120問を60分で通過するには、1問あたり平均30秒で進める計算になります。即答できる問題は手早く選び、判断に迷う設問も長考を避けて暫定の選択肢を選んで進めます。
- 後半の10分 未解答の有無や、確信が持てなかった設問を振り返ります。
この配分はすべての設問を一律30秒で処理するものではありません。短い時間で解ける問題で余裕を作り、長文や思考を要する設問に時間を充てます。
迷った設問での対処
序盤の難問で立ち止まり、終盤の問題に手を付けられない事態は避けなければなりません。迷う問題があっても一度何らかの選択肢を選び、先に進む意識が大切です。体験画面で戻り方・見直し対象の確認方法を試しておきましょう。
期間内2回受験の注意点
一次試験の出願時には、受験回数を「1回」または「2回」から選びます。
- 出願完了後の回数変更や追加は一切できません。
- 2回受験を選び、1回目の受験で合格した場合でも差額の返金は行われません。2回目の受験も不要です。なお、すでに2回目の受験日時を予約している場合は、受験日の3日前までにマイページから予約のキャンセル手続きを行ってください。このキャンセルは座席予約の解除のみであり、出願自体の取消や受験料の返金ではありません。
- 日時の予約変更やキャンセルは受験日の3日前までです。
詳細な費用や免除規定は、2026年度ソムリエ・ワインエキスパート試験の日程と費用まとめを参照してください。
日々の演習手順
操作に慣れても、知識がなければ解答できません。教本でのインプットと解答ペースの習得を並行して進めます。
ステップ1:教本による知識の習得
学習の中心は「2026年度日本ソムリエ協会教本」です。各国のワイン法や主要産地の特徴を読み込みます。
学習サービスの演習を、公式の過去問題と混同しないようにしましょう。正誤の確認にとどまらず、教本の該当箇所に戻って記述を確かめる姿勢を維持してください。
ステップ2:小単位での時間計測演習
10問や20問といった扱いやすい単位で問題を解く練習を行います。
- 10問:目標時間5分
- 20問:目標時間10分
1問あたり30秒前後で選択するテンポを習慣づけます。設問文の条件指定を正確に読み取る訓練も兼ねます。当サイトの分野別4択問題演習機能なども活用できます。
ステップ3:失点要因のメモ
解き終えた設問を見直す際は、知識不足か、判断に時間がかかったかを自分で記録します。
用語を覚えていなかった場合は、該当する教本の頁を読み直します。判断に時間がかかった場合は、産地名から格付けや品種がすぐに思い出せるよう、関連知識を整理して反復します。振り返り用のメモを残すことで、学習の弱点を明確にできます。
ステップ4:通し練習
試験前にはまとまった問題数を連続して解き、集中力を保つ練習を行います。当サイトでもオンライン公開模試を実施することがあります。開催期間や利用条件は案内ページで確認してください。利用には無料アカウント登録が必要です。体験試験と問題演習を使い分け、準備を進めてください。
よくある質問
ワインエキスパート・ソムリエの一次CBT試験はどのような形式ですか?
2026年度要項では、指定のテストセンターでパソコンを使って解答するCBT方式の試験です。ソムリエ、ワインエキスパートともに試験時間は70分で、120問が出題されます。
本番のパソコン操作に慣れるための練習方法はありますか?
CBT-Solutionsの試験案内ページに「CBT体験試験」のリンクが用意されています。これは画面遷移や選択肢のクリックといった操作感を確かめるための公式ツールです。実際の出題内容を練習するものではないため、知識学習とは切り分けて活用します。
120問70分の時間配分の目安はありますか?
一つの学習提案として、最初の60分で120問を一巡させ、残り10分を見直しに充てる配分が挙げられます。1問あたり平均30秒前後でテンポよく進める意識を持つと、迷った問題に時間を使いすぎる事態を防ぎやすくなります。
出願後に受験回数を1回から2回へ変更できますか?
出願完了後に受験回数の変更や追加はできません。2回受験を選んで1回目で合格した場合でも、2回目の受験は不要となり、受験料の差額返金は行われません。
参考文献・情報源
- CBT-Solutions J.S.A. ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験 受験案内(確認日:2026-10-03)
- J.S.A. ワインエキスパート呼称資格認定試験 要項(確認日:2026-10-03)
📝 更新履歴
- 2026年4月5日:初版公開
- 2026年9月17日:本文と関連情報を見直し、説明を整理
- 2026年10月3日:120問70分の時間配分案、CBT体験試験を活用した操作練習手順、および小単位演習の具体策を大幅加筆・改訂
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